先日、”楽天VTI” vs “本家VTI”の死闘を記事にしました。
結果は>>楽天全米株式とVTI 実際のリターン比較をご覧ください
VTIやったなら、QQQ(NASDAQ100の海外ETF)も観戦したくなるのが人情というものですよね。
今回はiFREEなので、大和証券です。
このiFREEシリーズは、素晴らしい投資信託シリーズです。
他社に先駆けてNASDAQやS&P500の投資信託を新設するのですが、いつも後発のe-MAXIS SLIM達が信託報酬をちょっと低く設定してくるのであまり人気が出ないかわいそうな、シリーズでもあります。
今のところNASDAQの投資信託では、ずば抜けて信託報酬が低くとってもお勧めです。”楽天VTI”同様に”QQQ”という優良ETFに投資するタイプの投資信託です。
“楽天VTI”と同じになるのか?はたまた違うのか?それでは、見ていきましょう。
投資信託 『iFREE NEXT NASDAQ100 』 /海外ETF 『 QQQ 』とは?
投資信託:iFREE NEXT NASDAQ100とは?
♦iFREE NEXT NASDAQ100 (交付目論見書)より抜粋♦
当ファンドは、NASDAQ100指数に連動する投資成果をめざす
インデックスファンドです。
NASDAQ100指数は、米国ナスダック市場に上場している時価総額の大きい
非金融業100社の株式で構成される株価指数です。
構成銘柄を見てみると、IT、バイオテクノロジー、医療などの最先端技術やサービスを
提供し、現代の米国を牽引する多様な企業で構成されております。
既に1年程度積立投資をしていますが、
“QQQ”に投資していることを今更知りました・・・そうだったのね。
こやつの正体は、
優良海外ETFである”QQQ”という海外ETFに投資する投資信託です。
※19/10月時点でNASDAQに投資可能な投資信託で最安です。
QQQとは?
QQQって何ですか?
→NASDAQ100に連動する、海外ETFです。
→NASDAQ100って何?
→米国の新興企業向け株式市場であり、今をときめく銘柄の集合体です。
ということは、”QQQ”は非常に魅力的な海外ETFということです。
VTIよりも、ハイリスク、ハイリターンで、
ちょっとリスクを冒してもリターンを狙いたい人にお勧めです。
パフォーマンス比較
条件
円➡ドルにする
QQQ
20万をドルにすると
200,000円÷111.02円/ドル=1801.4ドル
円→ドルへの為替手数料は大手3証券で 0.25円/ドルなので
1801.4×0.25=450円/111.02円/ドル=4.05ドル←手数料
iFREE NEXT NASDAQ
本投資信託は売買手数料Oです。
購入
QQQ
18/8/31の”QQQ”単価は、186.65ドルなので、9ケ購入できます。
186.65×9=1,679.85ドル
購入手数料は0.45%なので、
1,679.85×0.0045=7.56ドル
投資元本:1797.3ドル-1,679.85ドル-7.56ドル=109.89ドル←端数は貯金
QQQ:9ケ=1,679.85ドル
現金:109.89ドル ピッタリ変えないのが痛いね。
iFREE NASDAQ 100
手数料は0円也!
もちろん、20万分購入っす。
分配金
QQQ
’18/8/31に購入したので、
分配金は1.87ドル
そこから米国税で▲10%なので
1.87-(1.87×0.1)=1.683ドル
QQQ:9ケ=1,679.85ドル
現金:109.89ドル
分配金:1.683ドル
合計:1681.5ドル
iFREE NASDAQ 100
設定来分配金は0です。
総資産は20万どすえ。
売却
QQQ
日付 | ’18/8/31 | ’19/10/4 |
QQQ単価 | 186.65 | 186.07 |
値動き無し。。。それでもQQQの投資はやめないっつーの!!
全て売却します。
QQQ:9ケ×186.07=1,674.63ドル
売却手数料は0.45%
1674.63×0.0045=7.53ドル
QQQ:1,674.63-7.53=1,667.1ドル
現金:109.89ドル
分配金:1.683ドル
合計:1,778.67ドル
iFREE NASDAQ 100
日付 | ’18/8/31 | ’19/10/4 |
iFREE NASDAQ 100 | 10,001円 | 9,657円 |
200,000×9,657/10,001=193,120円
やれやれ、1年待って赤字か。。。
ドル➡円にする
QQQ
’19/10/4のドル円レートは106.93円/ドルなので
1778.67×106.93=190,193円
為替手数料は0.25円/ドルなので
1778.67×0.25=444.6円
合計:189,748円
結果発表
♦本家”QQQ”総資産189,748:-5%
♦”iFREE NASDAQ 100 ”総資産:193,120:-3.4%
🔸約1年で1.6%程度”iFREE NASDAQ 100”の方がハイパフォーマンス!!
まとめ
20万円購入時 | 本家 “QQQ” | “iFREE NASDAQ 100” | ||
金額 | 率(%) | 金額(円) | 率(%) | |
円➡ドル | $4.05 | 0.22 | 0 | 0 |
購入手数料 | $7.56 | 0.45 | 0 | 0 |
分配金(税金) | $0.18 | 10 | 0 | 0 |
売却 | $7.53 | 0.45 | 0 | 0 |
ドル➡円 | 444.6円 | 0.23 | 0 | 0 |
合計 | 2,589円 | 1.29% | 0 | 0 |
※為替レート:111.02円/ドル
やっぱり、”楽天VTI”と同じく、投資信託である”iFREE NASDAQ”に軍配が上がりました。
信託報酬が年間0.295%違うので、長期投資をすれば徐々にその差はなくなるのかもしれませんが、実際に時が過ぎてみないと断言はできません。
定期積立をしようと考えている方は特に、色々な手間も考えると完全に
“iFREE NASDAQ 100″を購入した方が良いでしょう。
信託報酬でがっぽり証券会社が儲かる仕組みになっていると思ったのですが、どうやらドル転や米国株の手数料の方が儲かるらしいですね・・・。
“VDC”や”VHT”といったセクター別の優良海外ETFも投資信託にしないのかな?
SBIはバンガードと組んでVOOを投資信託化したし、まだまだ優良ETFの投資信託化は続きそうです。
>>SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
S&P500(VOO)をベンチマークとし、信託報酬は脅威の0.09264%(激鬼神安です)
今から投資を始める人は、こちらも選択肢の1つだと思います。(19/9/26運用開始)
S&P500/VOO/VTIは同様の値動きです。
私は既に積立NISAにSBI/VOOを組み入れました。
すぐにでも米株投資を始めようとしているあなたは、とってもすばらしいです。
まずは、証券会社に口座を作成しなくてはなりませんが、どれにしようか迷うのは
時間の無駄なので、下記を参考にして下さい。
♦米株3大ネット証券会社として君臨しているのは、下記3社です。
1.SBI証券 2.楽天証券 3.マネックス証券
結論から言うと、どの証券会社でも全く問題ないです。
手数料等の重要なサービスは、どこかが変更すれば、他の証券会社も追従します。
ただ、細かいところが若干違うので、下記マトリックスを見て好きなところに口座を作成下さい。日本株、投資信託売買やNISA,iDECO等は3社標準装備です。
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
米株売買最低手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
米株売買手数料 | 0.45% | 0.45% | 0.45% |
米株売買上限手数料 | 20$ | 20$ | 20$ |
為替手数料(片道) | 25銭/$※1 | 25銭/$ | 25銭/$ |
米株銘柄数 | 2166 | 2083 | 3154 |
米国株式・ETF積立 | 〇 | × | × |
指値期間 | 90日 | 90日間(’19/10/7〜) | 90日間 |
ポイント | 〇 | 〇 楽天カードで積立可 | 〇 |
米株貸株サービス (年間3%程度の金利) | 〇 | × | × |
口座数 | 460万 | 320万 | 150万 |
※1.SBI銀行の為替手数料は4銭なので、SBI銀行でドル転して、SBI証券に送金すれば4銭に手数料を抑えられます。
決まりましたか?
私は SBI証券です。米株貸株もあるし、迷ったらシェアNo1のSBI証券で良いと思います。
もじもじせずノリで、開設しましょう。迷ってもしゃーないし、証券会社により運用成績は変わりません。でも資産を運用する時間では変わります、時は金也!!
迷わず行けよ、行けばわかるさ!!
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