株式投資するならお金持ちになりたい!というのは、人間誰しも思うところであります。
まだ誰も気づいていないグロース株(成長株)を見つけて、投資をするという夢を抱いたことすらないけど、AMAZONを利用し始めた2003年に100万分の株式を買っていたら、今頃80倍の8,000万になってたんだなぁと今思いました。
私は投資の専門家ではないし、専門家でも何十倍、何百倍になる株を言い当てるのは至難の技でしょう。
私にも数倍程度になる銘柄を購入できるかもしれませんが、たぶんそれ以上にクソ株を掴み、巨大な損失がでることは想像に難くありません(悲)
初心者がグロース株に真正面から体当たりするとたぶん玉砕します。
飛ぶ鳥を落とす勢いの米国グロース株を買いたいけど、
✔色々ありすぎて何を買えばよいのかわからない。
✔買いたい銘柄はあるけどリスク高すぎて買う勇気ないっす。
と、”もじもじ”している方は、
分散を効かせリスクを抑えたグロース株を集めたETFがおすすめです。
今回は大型(大企業)のグロース株ETFを紹介します。
小型のグロースETFもありますが、社名を聞いてもピンとこないのでやめておきます。
グロース株(成長株)&バリュー株(割安株)とは?

簡単に触れておきます。
どうやら世の中には大きく分けて、グロース株(成長株)とバリュー株(割安株)というものがあるそうです。何か定義、数値が決まっていて明確に分けられるものではありませんので、人や機関によってどちらに分類されるか微妙に変わってきます。
例えば、APPLEはどちらでしょうか?
S&P社ではバリュー株になっていますが、グロースじゃね?と思う人も多数いると思います。
まあそんなもんなので、境界については細かいことは気にしないようにしましょう。
一般的に下記のように分類されています。
グロース株
バリュー株

グロースorバリューどちらのパフォーマンスが良いのかは、景気によりけりで、どの時期に投資をするかで変わります。今はグロースの方がパフォ―マンスは高いと言われています。
正解はありません。結果論でしか語れないです。
どんなグロース株でもやがてバリュー株となります。
グロース株ETF 6銘柄の紹介

SPDRポートフォリオS&P 500グロース株式ETF(SPYG)
概要 | SPDR ポートフォリオS&P 500 グロース株式ETF(SPDR Portfolio S&P 500 Growth ETF)は、S&P500グロース指数(同指数)のトータルリターン(経費控除前)のパフォーマンスに概ね連動する投資成果を上げることを目標とする。同指数は、米国株式市場の大型株式におけるグロース・セグメントのパフォーマンスを計測する指数である。 | |||
リターン(%) | 1年 | 3年 | 5年 | 分配利回り |
14.8 | 55.0 | 81.8 | 1.41 |

バンガード 米国グロースETF(VUG)
概要 | バンガード・米国グロースETF(VANGUARD GROWTH ETF)は、CRSP USラージキャップ・グロース・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。 | |||
リターン(%) | 1年 | 3年 | 5年 | 分配利回り |
17.8 | 55.4 | 78.5 | 1.05 |

インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ET(QQQ)

概要 | インベスコ QQQ 信託シリーズ1(Invesco QQQ Trust Series 1)はナスダック100指数(Nasdaq-100 Index)(同指数)の構成証券の全てを保有する。同信託の投資目的は同指数価格・利回り実績に連動する投資成果を提供すること。 | |||
リターン(%) | 1年 | 3年 | 5年 | 分配利回り |
17.3 | 65.0 | 104.6 | 1.05 |

バンガード ラッセル1000グロース株 ETF(VONG)
概要 | バンガード・ラッセル1000グロース株ETF(VANGUARD RUSSELL 1000 GROWTH ETF)は、ラッセル1000グロース株インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。 大型グロース株を投資対象とする。当インデックスは、米国株式ユニバースの大型グロース株セグメントのパフォーマンスを測定する指数である。このインデックスには、ラッセル1000インデックス構成銘柄のうち株価純資産倍率が高く、成長指標の予想値・実績値がともに高い企業が組み込まれている。 | |||
リターン(%) | 1年 | 3年 | 5年 | 分配利回り |
17.2 | 61.1 | 88.2 | 0.87 |

バンガード 米国情報技術セクター ETF(VGT)
概要 | バンガード・米国情報技術セクターETF(VANGUARD INFORMATION TECHNOLOGY ETF)は、MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。米国の情報技術セクターの大型株、中型株、小型株に投資する。当インデックスは、米国の情報技術セクター株式銘柄で構成されている。このセクターは、テクノロジー・ソフトウェアおよびサービス、テクノロジー・ハードウェアおよび機器、半導体および半導体製造機器の3つの分野の企業で構成されている。 | |||
リターン(%) | 1年 | 3年 | 5年 | 分配利回り |
21.6 | 84.2 | 135.1 | 1.26 |
※S&P,MSCI社は18年9月に”Google” “Face book” を電気通信サービス→通信サービスにセクターが変更されており、’18/9までは”Google””Face book”も本ETFの組み入れ上位銘柄でした。

VG 米国通信サービスセクター ETF(VOX)
概要 | バンガード・米国電気通信サービス・セクターETF(VANGUARD TELECOMMUNICATION SERVICES ETF)は、MSCI USインベスタブル・マーケット・電気通信サービス25/50インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。米国の電気通信・サービス・セクターの大型株、中型株、小型株に投資する。当インデックスは、米国の電気通信・サービス・セクター株式銘柄で構成されている。このセクターは、主として固定回線、携帯無線、ワイヤレス、広帯域通信、光ファイバー・ケーブルネットワークを通じて通信サービスを提供する企業で構成されている。 | |||
リターン(%) | 1年 | 3年 | 5年 | 分配利回り |
13.2 | 4.0 | 21.0 | 0.9 |
※S&P,MSCI社は18年9月に”Google” “Face book” を電気通信サービス→通信サービスにセクターが変更されており、’18/9から”Google””Face book”も本ETFに組み込まれました。

各ETF パフォ―マンス比較



🔸各ETFの出揃う2002年~2019/10月
のパフォーマンス順位
2.VGT/366%
3.VONG/254%
4.VUG/252%
5.SPYG/240%
6.VOX/74%
🔸5年間のパフォーマンス順位
~2019/10月
2.QQQ/104%
3.VONG/88%
4.SPYG/81%
5.VUG/78%
6.VOX/21%

QQQとVGT買えばいいっすか?

リターンが高いということはリスクも高いからね。
景気後退時に血を見るよ。

じゃあ、どうすんねん?
まとめ

どれを買っても、幸せになれそうですが各ETFの特徴を整理しておきます。
私の所感です、今なら黄色ラインの3銘柄から選ぶと思います。
- SPYG→APPLEないけど、欲しければ個別で買えば良いので、問題無し。S&Pの信頼感
- VUG→特に不満はないです。万人受けする優等生 バンガードグロースでは一押し。
- QQQ→NASDAQに非常に勢いがあるので、買っておきたい。
- VONG→ラッセル1000。。。S&P500のSPYGで良いかな。
- VGT→08年にGOOGLEとFACE BOOKが除外されたので、APPLE,MSFT,V,MAが大好きっ娘で、AMAZON,GOOGLE,FBが嫌いな人にとっては最強ETF
- VOX→2008年にGOOGLE&FACE BOOKが組み込まれたのでここらが本番。
今は買わない。
長期投資家にとって米国ETFの最も素晴らしい点は、クソ株を放置するのではなく
厳しい審査を毎年行い、しっかりと入れ替えをしてくれるところでしょう。
S&P500は毎年20銘柄程度、NASDAQ100では、2年連続で時価総額100位以下であれば入れ替わるので、常にクソ株が淘汰されていく仕組みになっていおり、長期でも安心です。
私としては、QQQをiFREE NASDAQ(投資信託)で購入して、不足分は個別株で補うという投資手法です。
よければ参考にして下さい。
最後に、一覧表を掲載しておきます。よ~く吟味してみて下さい。
んじゃ、またね。 あいみょんは最高だよね。
時価 | 信託会社 | ステートストリート | バンガード | インベスコ | バンガード | バンガード | バンガード |
ティッカー | SPYG | VUG | QQQ | VONG | VGT | VOX | |
名称 | S&P 500 グロース株式 ETF | 米国グロースETF | QQQトラストシリーズ1 | ラッセル1000グロース株ETF | 米国情報技術セクターETF | 米国通信サービスセクターETF | |
ベンチ指数 | S&P500グロース指数 | NASDAQ 100 | ラッセル1000グロースINDEX | MSCI US IMI Info Technology 25/50 | MSCI US IMI Comm Services 25/50 | ||
経費率(%) | 0.04 | 0.04 | 0.2 | 0.12 | 0.1 | 0.1 | |
1年リターン(%) | 14.5 | 17.8 | 17.3 | 17.25 | 21.6 | 13.2 | |
5年リターン(%) | 81.8 | 78.5 | 104.6 | 88.2 | 135.1 | 21 | |
分配利回り(%) | 1.41 | 1.05 | 0.8 | 0.87 | 1.26 | 0.9 | |
組み入れ銘柄TOP10(%) | |||||||
ティッカー | SPYG | VUG | QQQ | VONG | VGT | VOX | |
1 | AAPL | 7.2 | 11.6 | 7.2 | 16.2 | ||
2 | MSFT | 7.8 | 8.5 | 11.2 | 7.5 | 15.9 | |
3 | AMZN | 6.0 | 5.8 | 9.0 | 5.1 | ||
5 | GOOG/L | 5.0 | 5.8 | 8.6 | 5.2 | 22.7 | |
6 | FV | 3.5 | 3.4 | 4.7 | 3 | 14.2 | |
12 | V | 2.3 | 2.3 | 2.1 | 4.3 | ||
16 | MA | 1.8 | 1.9 | 1.7 | 3.9 | ||
17 | AT&T | 8.0 | |||||
19 | HD | 2 | |||||
21 | INTC | 2.9 | 3.6 | ||||
22 | VZ | 1.8 | 4.7 | ||||
25 | DIS | 4.3 | |||||
34 | PFE | 1.8 | |||||
32 | MERK | 1.6 | 1.4 | ||||
33 | CMCSA | 1.6 | 2.3 | 4.6 | |||
35 | CSCO | 2.3 | 1.5 | 3.3 | |||
39 | PEP | 2.2 | |||||
40 | ORCL | 2.0 | |||||
53 | CRM | 1.9 | |||||
54 | ADBE | 2.1 | |||||
65 | NFLX | 3.9 | |||||
66 | IBM | 2 | |||||
86 | CHTR | 2.6 | |||||
合計(%) | 31.6 | 38.5 | 54.8 | 34.7 | 55.2 | 65.0 |
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