" /> 私がウェルスナビへの投資をやめた理由~必要以上の分散は不要~ | 🌻今日も【キャンプ】と【米株】🌻

私がウェルスナビへの投資をやめた理由~必要以上の分散は不要~

✅資産運用✅
この記事は約16分で読めます。

・この記事を読んで欲しい人

・ウェルスナビを始めようか迷っている人。

記事の内容

・ウェルスナビの投資対象、手数料を鑑みるとBESTな選択肢ではないと思う。
・ウェルスナビに代わる投資方法の紹介

スポンサーリンク

ウェルスナビ概要

ウェルスナビは、地域、資産を分散させた米国のETF6本を組み合わせ、積立でETFをこつこつと購入する金融商品です。
(資産、地域、時間を分散させ投資の王道ど真ん中を行く商品)

米国投資で面倒な円⇒ドル転や、ETFの購入、リバランス等も自動で行う、非常に手間のかからない便利なロボアドバイザーです。

♦自分でやること
・口座開設手続き
・投資方針を決める6つの質問に答える
・月にいくら投資するかを決める
詳細はウェルスナビのHPみて下さい。分かり易くかいてあります。

下図は私がSBI証券経由でウェルスナビ講座を開設し、6つの質問により
リスク診断5(最も株式比率が多くハイリスク、ハイリターン)と診断された時
のポートフォリオです。

’18年末に、ウェルスナビやろうとしてSBI証券で講座開設までしましたが、踏みとどまりました。その理由を述べていきます。下記はその時にポートフォリオです。

各ETF詳細

投資対象である、各ETFの詳細をみていきましょう。(全て米国証券会社のETF)

VTI:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (株式)

非常に有名なETFで、米国全体に投資するETFです。
値動きはS&P500に、ほぼ連動します。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(Vanguard Total Stock Market ETF)は、米国籍のETF(上場投資信託)。CRSP米国総合指数のパフォーマンスに連動する投資 成果を目指す。あらゆる時価総額規模の米国株式を保有。米国株式市場全体を投資対象とする。3500以上の銘柄を保有し、時価総額ベースでウエートを算定。      出典:Bloom berg

投資信託組入れ上位銘柄

名称数量ファンドの割合
29.36 百万3.07 十億2.93
1.58 百万2.71 十億2.60
16.23 百万2.70 十億2.58
9.13 百万1.52 十億1.46
7.19 百万1.48 十億1.41
10.19 百万1.36 十億1.30
12.63 百万1.31 十億1.25
1.14 百万1.28 十億1.22
1.13 百万1.26 十億1.21
16.08 百万1.18 十億1.13

VEA:Vanguard FTSE Developed Markets ETF (株式)

米国以外の先進国、要は日欧株式に投資するETFです。

バンガードFTSEディベロップド・マーケッツETF(Vanguard FTSE Developed Markets ETF)は米国籍のETF(上場投資信託)。FTSE先進国(除く米国)インデックスに連動する投 資成果を目指す。世界の大型・中型公益事業株を保有。西欧・アジア太平洋地域を中心に投資する。四半期ごとに時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定し、リバランスする。                          出典:Bloom berg

投資信託組入れ上位銘柄

名称数量ファンドの割合
11.44 百万997.60 百万1.43
8.27 百万721.90 百万1.04
2.63 百万698.83 百万1.00
16.23 百万676.85 百万0.97
76.38 百万643.18 百万0.92
9.60 百万590.99 百万0.85
17.21 百万533.45 百万0.77
9.55 百万523.58 百万0.75
74.23 百万507.11 百万0.73
14.29 百万443.82 百万0.64

VWO:バンガードFTSEエマージング・マーケッツET (株式)

新興国株式に分散して投資するETFです。

バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF(Vanguard FTSE Emerging Markets ETF) は米国籍のETF(上場投資信託)。FTSEエマージング・マーケッツ・インデックスに連動 する投資成果を目指す。ブラジル、ロシア、インド、台湾、中国、南アフリカなど、世界中の新興国市場で大型・中型株を保有する。時価総額加重型。出典:Bloom berg

投資信託組入れ上位銘柄

名称数量ファンドの割合
64.95 百万2.89 十億4.73
13.30 百万2.24 十億3.67
167.83 百万1.24 十億2.04
4.86 百万1.12 十億1.84
1.02 十億920.73 百万1.51
21.63 百万813.69 百万1.33
898.04 百万697.65 百万1.14
60.31 百万634.33 百万1.04
35.47 百万614.44 百万1.01
59.13 百万575.67 百万0.94

AGG:iシェアーズ・コア 米国総合債券市場E (債券)

米国債券に投資するETFです。

iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF(iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF)は、米国籍のETF(上場投資信託)。ブルームバーグ・バークレイズ米国総合債券インデック スの 運用実績に連動する投資成果を目指す。米国の投資適格債券市場全体における銘柄 に投資する。国債、政府関連債、社債、MBS、ABS、およびCMBSも含む。
出典:Bloom berg

GLD:SPDR・ゴールド・シェア (コモディティ)

金(GOLD)の価格に連動するETFです。

SPDRゴールド・シェアは、米国籍の商品上場投資信託です。金の国際価格(ロンドン午後金決値決め)を連動対象とします。費用控除後の金地下金価格の動向を反映させることを目標としています。                        出典:Bloom berg

IYR:iシェアーズ米国不動産ETF (REIT)

不動産に投資するETFです。不動産価格に連動します。

iシェアーズ米国不動産ETFは米国籍のETF(上場投資信託)。ダウ・ジョーンズ米国不動 産指数に連動する投資成果を目指す。対象指数とほぼ同じ比率で米国不動産株に投資する。                               出典:Bloom berg

どのETFもその分野では、トップクラスのパフォーマンスと低手数料の優良ETFです。

各ETFパフォーマンス

比較チャート

※20年のチャートは、S&P500と、IYRしか20年前に存在していないので参考

(190421追記)

1802年~2003年(200年)/インフレ考慮すると、株式が圧倒的なパフォーマンス(株式投資の未来より)

比較マトリックス

銘柄地域種類順位平均
順位
順位
5年10年20年200年
VTI米国1131
VEA日欧5454.5
VWO新興国334
AGG米国債券4662
GLD6525.53
IYR米国不動産221

※1or2位を赤字にしました。(20年は参考の為、除外 190421追記)

結論

 
この順位マトリックスからすると、こうなります。
【買うべき銘柄】
VTI/IYR

【買っても良い銘柄】
VWO

【買う必要があるのか不明】
VEA/AGG/GLD

GLDは株と反対の値動きをするので、リスクヘッジとしてはありですが、
10年以上の長期投資を前提としている私にとって、
VEA(日欧株)/AGG(米国債券)を買う理由がなかった”
というのがウェルスナビの購入をやめた最も大きな理由です。

『リスクの分散=リターンの分散』である為、必要以上の分散は不要です。

ウェルスナビの良いところ

米国ETFをドル転の手間なしで、積立購入してくれる

VEA/AGGを強制的に買わされますが、わたしにとって無視できない
ウェルスナビの大きな魅力は

米国ETFを自動で積立投資してくれることです。

ウェルスナビに出会った頃はVTIを自動で積み立ててくれる金融商品はありませんでした。
よっしゃ、ドル転して”VTI”、毎月最終日に強制的に買うんだと
意気込みましたが、下記のような邪な考えが邪魔をします。

うり坊
わしゃひろ

為替が110円切ったらにしよう

神様
神様

VTIは明日にはもう少しさがるぞよ。そこを狙うのじゃ

どうしてもタイミング投資をしたくなってしまい、迷いまくり、うまくいかなかったので、余計なもん買うけどウェルスナビで強制的に米国ETFを書くことが、長期で見たときに最もリターンが高くなるのではないかと考え、もじもじ してました。

楽天VTI(投資信託)の登場

“もじもじ” していたらなんと全ての問題を解決してくれる空前絶後の
楽天全米株式(VTI)が登場し、更にe-MAXIS SLIM S&P500まで登場して、
米国投資信託革命が起こります。

  • VTI(S&P)を積立購入可能
  • ドル転不要
  • 積立NISA使用可能
  • 手数料が安い(0.2%程度)

投資信託で強制的な積立投資が、できなかった悩みが解決してしまったので、
私の中ではウェルスナビは完全にお逝きになりました。ご愁傷さまです。


>>投資信託についての関連記事です。お勧め!

>>PART2はこちら


米ETF購入時の手数料比較

優良海外ETFである、VTIを積立購入する手段としては、主に下記3つがあります。
1.ウェルスナビ:1%
2.VTIを米国市場で手動で積立てる。(欲望に負けて、私には無理でした)
・VTI経費率:0.04%
・ドル転:0.08%(往復/SBI銀行)
・VTI購入手数料0.45%(MIN5$) (SBI、楽天、マネックスも同率)
合計:0.57%
3.楽天VTIを積立
0.17%ポッキリ
比較してみると、ウェルスナビが高いということは間違いないです。
そして、どうみても楽天VTIが良いと思う。

まとめ

♦長期投資でリターンが期待できるETF
⇒VTI/IYR(リート(IYR)は勉強不足の為ノーコメント)

♦米国ETFをドル転不要で自動積立投資できる手段
⇒ウェルスナビ or 投資信託(楽天VTI/e-MAXIS S&P500)

♦手数料
⇒ウェルスナビが一番高い(1%)

これらをまとめると
・投資地域、資産を考慮すると、長期投資において、ウェルスナビがBESTとは思えない。
・VTIを積み立てるなら、ドル転不要で手間もかからず、手数料も安い
投資信託(楽天VTI/e-MAXIS S&P500)で良い

更に言えば

投資信託(楽天VTI/e-MAXIS S&P500)を積立NISAで
積み立てておけば20年後資産は確実に増えている!!
(老後の備えにお勧め )
 

私にはアンマッチですが、ウェルスナビをお勧めしたい人は、
・資産運用の勉強が面倒で、何も考えずに手軽に投資したい人。
・利益はそこそこで良いから、損をしないことが大事という人。
(社畜で働きまくり時間がない、けど金はあるという人にお勧め)

決して悪い商品とは思いません。
私の思想とあっていないだけで、とにかく地域、資産、時間をできるだけ広く分散投資して、リスクを軽減させたい人にもおすすめです。
(私の場合は地域、資産をウェルスナビ程分散させずに、多少リスクが高くても、リターンをとりたいので、ウェルスナビは私にとってはBESTではないと考えてます。)

うり坊
わしゃひろ

とりあえず、証券口座を作って投資してみよう。

シーゲルさんの本は一度読むことをお勧めします。

>>>おすすめの米国 ETFについての記事です。合わせて読んでいただけると是幸い。

【決定版】投資に最適な海外 ETF 厳選24種 おすすめ15種 (19/7月)
どーも。わしゃひろです。私が米株投資を始めてかれこれ5年が過ぎております。その間、本やブログを物色し、色々な紆余曲折の後、現在のポートフォリオとなって...

この記事を読んでウェルスナビは、何か違うと思った人は、証券講座を作成し自ら投資せねばなりません。そんな人は下記記事も参考にして下さい。

🔹米株(個別株、ETF、投資信託)購入おすすめ証券会社🔹

すぐにでも米株投資を始めようとしているあなたは、とってもすばらしいです。
まずは、証券会社に口座を作成しなくてはなりませんが、どれにしようか迷うのは
時間の無駄なので、下記を参考にして下さい。
♦米株3大ネット証券会社として君臨しているのは、下記3社です。
1.SBI証券 2.楽天証券 3.マネックス証券
結論から言うと、どの証券会社でも全く問題ないです。
手数料等の重要なサービスは、どこかが変更すれば、他の証券会社も追従します。

先日も、マネックス証券が米株売買最低手数料5$→0.1$と仕掛けましたが、翌日には楽天証券も0.1$とし、その1週間後位にSBI証券が0$、その1週間後には全社0$(無料)となりました。(19/7月)

ただ、細かいところが若干違うので、下記マトリックスを見て好きなところに口座を作成下さい。日本株、投資信託売買やNISA,iDECO等は3社標準装備です。

 SBI証券楽天証券マネックス証券
米株売買最低手数料無料無料無料
米株売買手数料0.45%0.45%0.45%
米株売買上限手数料20$20$20$
為替手数料(片道)25銭/$※125銭/$25銭/$
米株銘柄数216620833154
米国株式・ETF積立××
指値期間90日90日間(’19/10/7〜)90日間
ポイント


楽天カードで積立可
米株貸株サービス
(年間3%程度の金利)
××
口座数460万320万150万

※1.SBI銀行の為替手数料は4銭なので、SBI銀行でドル転して、SBI証券に送金すれば4銭に手数料を抑えられます。

決まりましたか?
私は SBI証券です。米株貸株もあるし、迷ったらシェアNo1のSBI証券で良いと思います。
もじもじせずノリで、開設しましょう。迷ってもしゃーないし、証券会社により運用成績は変わりません。でも資産を運用する時間では変わります、時は金也!!
迷わず行けよ、行けばわかるさ!!

どれでも問題無し、まずは口座開設!!
  SBI証券    楽天証券    マネックス証券

コメント