’19/10/25 株式市場の展望

・世界経済全体としても、悪くはないので売り込まれた日本株は買い戻される可能性有 23,000円まで十分手が届くだろう。
・ブレグジットが佳境。合意無き離脱はなさそうだ。延期、協議離婚どちらかになりそうなのでマーケットが大混乱というのはなさそうだ。
・イギリスはEUにとって、良いお客さんなので、イギリスが有利に交渉が可能。早いとこ離脱した方が、金融緩和等が自由にでき、メリットはある。

・JPモルガンとTSMC(台湾セミコンダクター)のといったシクリカル(景気敏感株)が新高値更新をしている。ということは世界の景気敏感株である日本株も上がると思われる。

・来週FOMCがある。FRBは短期の国債を買い入れることを発表している。
短期金利が下がるだろう、逆イールドを是正する動きとなる為、マーケットには好材料だろう。
・ダウとバランスシートの相関を見ると2017年にバランスシートを縮小開始したので上値を取りにくくなっている。直近では、バランスシートの縮小をやめ始めているので、株にとってはプラスのインパクトとなる。EUのネガティブ要因に惑わされていると買い時を失うよ。

・決定的な売り材料がない。ブレグジットが微妙だけど、米中、為替も安定しているし、TMSCの決算も良好。受給面でも買い残が少なく、売り残が多い状況。
・需給としては良好な状態。過熱感はない。
・日本株の先高感が乏しいので、こうなっている、企業決算に期待。

・米株決算は、8割方予想を売りまわっているが、そもそもが減益の予想なので上回ってもそんなに良いわけではない。
・重要なのは、本当に今がボトムなのかがポイントだけど、ぶっちゃけわからない。
・IMFの実質GDPは3.0%と下方修正してきた。(3%切ると不況のサイン)
20年は持ち直すが、貿易摩擦が解消していることが前提なので楽観視はできない。

・足元でインフラ投資が持ち直している。
→中国の地方政府が地方債の発行を前出しで認められたため。
・中央銀行が9月に0.5%準備率を引き下げた
→その分民間銀行が利用できるお金の量が増えるので景気刺激となる。
・野村としては、3%程度年内に下がるとみている
→かなり景気刺激となるでしょう。
・中国の主要統計は持ち直してきている
→特に、鉱工業指数が持ち直してきており、少し期待ができる。

・日本の在庫循環をみると、４５度線の下方にシフトしてきている
→在庫調整局面が終わり、出荷が多くなる期間に突入する。

・米国のイールドスプレッドの逆転は解消された。
→最悪の状況は脱したのではないか
・20年のEPS推移の予想は上向き
→この指標をみると、米国の景気減速はない。 2016年に似ているね。

・来年は株価は上がらない方がおかしい！！というのが私の見解。
・PMIを見るとブレグジットが起こった2016/６月が世界経済のボトムで、1年半たった、今年の7月あたりにPMIが底打ちしている。PMIが1年半サイクルで動いているのはこの世界の常識。
・ただね、SP500のPERは18倍あり、今は決して今は割安ではない。一回調整した方が良い。
・VIXをみると、14PTで低いレベルである為、今のうちに株は現金化した方が良い。
・VIX先物を見ると、売り（楽観）が多い。投機筋も楽観視しているがのでそろそろ調整が入るだろう。

・求人倍率がピークアウトしているので、日経も下向きになるだろう。
・ドル建てで日経を見ると、200ドルを超えると、大きく調整しているので、今は日本株を買うべきではない。

・いつ買うの？今でしょ！！とは言い切れん！
どうやら、今年中に買い場が来て年末高というのは、なんとなく正解な気がする。
今が買い場かどうかはわからないけど11月中旬が有力かなぁ・・・

・ノムさんの未来予想図がすごい！！これさえあれば、調整程度での狼狽売りしないでしょう。会社として外れるリスクを考えるとこんな未来予想図を出すには勇気がいると思うけど、相当自信あるんでしょう。永久保存版ですね。
リスクを取る！これぞ投資家の鏡っす。ありがとう！！

・わしゃのポートフォリオ近況ですが、JNJがアスベスト問題で👇
ALGNが決算好調で👆そのほかにもNOWやISRGといった株のボラが激しいです。
ALGNは狼狽売りしようか悩んだけど、底堅いのでホールド決めこんで良かったです。
こういった、成功体験をすると個別株また買っちゃおうかなって思うけど、GEをホールドしている限り、個別株の恐怖を忘れることはないので、そういう意味ではGEは最高の株ですね。とってもお勧めです。

んじゃまたね。