老後はいくら必要?そしてどうやって資産を増やすのか?
老後の生活レベルから老後に必要な資金を計算してみよう
私が翁になるころは、何歳で定年かはわかりませんが、老後に向けていくら貯蓄しておけば、自分と嫁さんが不自由なく暮らせて、孫にプレゼントを買って、じいちゃん大好きと年5回くらい言ってもらえる生活が送れるのでしょうか?
簡単に計算してみました。
【前提条件】
・現在40歳
・積立可能年齢=定年は60歳(最悪条件)
・90歳まで生きる
・妻は専業主婦
・年金を月20万もらえる(年金博士)
・老後の必要生活費:日本平均25万+5万=30万/月 (老後の生活費平均by 総務省)
・退職金は手を付けない(孤独死を避ける為老人ホーム代として貯蓄)
【必要額/目標】
10万/月×30年×=3600万円 👈孫の愛情を金で買い不自由のない生活を得る最低額
【達成手段】
Option-1 S&P500に9万円/月を20年間積立投資
・S&P500を60歳まで20年間積み立てる
《S&P 年利》
一般的に約7%/年(複利込)☚配当金を再投資前提
⇒ほんまけ?ということで余裕を持って5%の年利と今回はします。
Option-2 S&P500に1,360万円一括投資して20年待つ
S&Pに1,360万 1発投資して20年寝かせる(ドルコスト均等法は無し)
⇒投資効率は積立よりも良い。今なら割安だし良いかも。
CFDでレバレッジ効かせて長期投資もありかもね。
Option-3 その他
個別株売買、不動産投資、FX、太陽光発電投資、給料を上げる、宝くじをあてる、万馬券を当てる。勉強不足なのでOP-3については語れません。
まとめ
S&Pが一番確実
OP-3の勉強不足はありますがいくら勉強しても、投資素人はだまって、S&P500を買っておくのがBESTという結論は変わらないでしょう。
OP-1,2はチャートの形によって、どちらのリターンが高いか変化しますが、
OP-1の積立が爆益もないけど大損もしない、無難な方法です。
私の言葉を鵜呑みにするのは無理でも、投資の神様バフェットも自分が死んだら奥さんにそうせいと言っているので、最も高確率で目標を達成できる手段と思います。
ただなぁ~、くそつまらないです。20年何もしないって拷問に近いし、積立とか考えだすと資産運用の勉強をしてしまうので、個別株購入への欲求が爆発し、私のように買ったと同時に暴落して、塩漬けになり、『大丈夫、俺は長期投資派で、本当の狙いは配当だし』と自分をごまかし続けることになりかねません。気を付けて下さい。
Bestは私の言葉を信じて、投資開始、その後何も勉強せず、20年間チャートもチェックしないアホンダラが一番Happyになれるかもしれません。勉強して、他の手法にチャレンジすると確実に火傷します。失敗しないと投資スキルが成長しないのも事実ですが。
S&P積立方法
色々あるけど、どっちかがお手軽でBESTと思います。
①三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
②楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド
どちらもすばらしい投資信託です。②はS&P500ではないのですが、アメリカの企業3,000社以上に投資し、S&P500とほぼ同じ値動きをするインデックス投信です。
①、②のどちらかor両方を積立NISAで20年積立てるとOP-1のパフォーマンスになる確率が高いということです。(積立NISA投資額は、40万/MAXなので9万/月はできませんので、実際は特定口座でも積立が必要です。)
ちなみに私は②を積立NISA で積み立てています。
最後に
どうでしょうか?なんとなく老後資金がいくら必要で、どうすれば調達できるかイメージが湧いたでしょうか?本当は税金とかその他色々あって、ずれはあります。
1馬力サラリーマンには無理ゲー感がありますが、20年/月9万をS&Pに積み立てれば3,600万になるということです。
ちなみに25年/月6万 30年/4.5万でも3,600万になるので、4~6万ならやや現実味を帯びるのではないでしょうか?若さ、時間は武器です、すぐに行動を起こしましょう、私は何故この事実をもっと早く知らなかったんだろと非常に後悔しています。
最後の最後に過去の実績から言うと、最悪の時期にS&Pを一括で買って、20年後売っても2倍にはなります。
リーマンショックの最悪時に売っても、20年前に購入していれば、2.5倍になっています。すごくないですか?どこで買っても20年我慢すれば倍になるって。
銀行に定期預金している人がアホに見えてきませんか?
Let’s invest to something!
老後資金2000万円問題
’19/6月、金融庁の金融審議報告書にて「夫婦そろって65歳から30年間生きると、老後資金が総額で2000万円不足する」との試算を発表した。
そもそも、この報告書とは、下記です。金融庁のHPから誰でもみれるので、
リンク張っておきます。>>>金融庁HPの報告書
金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書
「高齢社会における資産形成・管理」(P21)(1)長寿化に伴い、資産寿命を延ばすことが必要
前述のとおり、夫 65 歳以上、妻 60 歳以上の夫婦のみの無職の世帯では
毎月の不足額の平均は約5万円であり、まだ 20~30 年の人生があるとすれ
ば、不足額の総額は単純計算で 1,300 万円~2,000 万円になる。この金額は
あくまで平均の不足額から導きだしたものであり、不足額は各々の収入・支
出の状況やライフスタイル等によって大きく異なる。当然不足しない場合も
ありうるが、これまでより長く生きる以上、いずれにせよ今までより多くの
お金が必要となり、長く生きることに応じて資産寿命を延ばすことが必要に
なってくるものと考えられる。重要なことは、長寿化の進展も踏まえて、年
齢別、男女別の平均余命などを参考にしたうえで、老後の生活において公的
年金以外で賄わなければいけない金額がどの程度になるか、考えてみること
である。それを考え始めた時期が現役期であれば、後で述べる長期・積立・
分散投資による資産形成の検討を、リタイヤ期前後であれば、自身の就労状
況の見込みや保有している金融資産や退職金などを踏まえて後の資産管理
をどう行っていくかなど、生涯に亘る計画的な長期の資産形成・管理の重要
性を認識することが重要である。
この報告書の何が問題なのでしょうか?当たり前の事実を言っているだけです。
これに対して、激おこぷんぷん丸な人は、
貯蓄はなくても老後は全く金銭的な問題はないと思っていたのでしょうか?
それとも、貯蓄は必要とは思っていたけど、2,000万という多額なことが気に入らないのでしょうか?事実は事実なので、目を背けず向き合い行動しましょう。国に期待して、2,000万の貯蓄が不要になることを待つというのは、悪手です。
老後に危機感を持持ち、既にこのブログにたどり着いた人にとってはなんてことはない、
2000万なんて”へのかっぱ”と思います。
すぐにでも米株投資を始めようとしているあなたは、とってもすばらしいです。
まずは、証券会社に口座を作成しなくてはなりませんが、どれにしようか迷うのは
時間の無駄なので、下記を参考にして下さい。
♦米株3大ネット証券会社として君臨しているのは、下記3社です。
1.SBI証券 2.楽天証券 3.マネックス証券
結論から言うと、どの証券会社でも全く問題ないです。
手数料等の重要なサービスは、どこかが変更すれば、他の証券会社も追従します。
ただ、細かいところが若干違うので、下記マトリックスを見て好きなところに口座を作成下さい。日本株、投資信託売買やNISA,iDECO等は3社標準装備です。
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
米株売買最低手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
米株売買手数料 | 0.45% | 0.45% | 0.45% |
米株売買上限手数料 | 20$ | 20$ | 20$ |
為替手数料(片道) | 25銭/$※1 | 25銭/$ | 25銭/$ |
米株銘柄数 | 2166 | 2083 | 3154 |
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※1.SBI銀行の為替手数料は4銭なので、SBI銀行でドル転して、SBI証券に送金すれば4銭に手数料を抑えられます。
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私は SBI証券です。米株貸株もあるし、迷ったらシェアNo1のSBI証券で良いと思います。
もじもじせずノリで、開設しましょう。迷ってもしゃーないし、証券会社により運用成績は変わりません。でも資産を運用する時間では変わります、時は金也!!
迷わず行けよ、行けばわかるさ!!
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